寺本婉雅『新龍樹伝の研究』Kindle版が発売開始となりました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0G99MRFQ9
原著1926年刊行の復刻版。数多の資料をもとに龍樹複数人説を追究し、仏教学史に一石を投じた画期的な論考。
<古龍樹と新龍樹⸺混同された龍樹伝を資料から検証>
本書は、1926(大正15)年に出版された、寺本婉雅『新龍樹伝の研究』の、現代の読者のための復刻版である。寺本は本書において、龍樹(ナーガールジュナ)に関する伝記・史料を広く渉猟し、顕密両教の祖とされ、従来一人の人物として語られてきた龍樹像をめぐる諸資料を、文献にもとづいて検討する。とりわけ、チベット文献のうちに〈新龍樹〉の存在を見出し、これを手がかりとして、古龍樹と新龍樹とを混同してきた伝承のあり方を問題とする点に、本書の特色がある。……詳細はこちら



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