『ひとり出版入門』を読みました

『ひとり出版入門』

宮後優子『ひとり出版入門 つくって売るということ』(よはく舎, 2022)Amazon.co.jp / honto

ひとり出版社というのはたくさんあって、ひとり出版社についての本というのも多数あります。本書にも参考文献としていくつかあがっています。

類書にないのは、ひとり出版のノウハウを具体的に書いているところで、非常に勉強になります。今後、ひとり出版を始めたい人の必読書となることでしょう。

本書には電子書籍への言及もありますが、紙の出版物の作成、流通といった面倒なことをすべてすっ飛ばして、ISBNすら取得していない電子書籍を出した横着な人間としては、頭が下がるばかりです。

さらに興味深いのが、第3章の、実際にひとり出版社を運営されている方へのアンケートで、やはり一人でやるとなると年間刊行点数は1~3点くらいかなと思うのですが、中には8点というツワモノもいて驚きです。

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